Shigeru Johkiさんが第35回FUKUIサムホール美術展にて入選されました。
「身体の喪失」水彩、色鉛筆 サムホール
葉の上には身体を失った片側だけの蝶の羽根。ここに蝶がいたという記憶の断片でしょうか?蝶の存在と時間の移ろいを羽根を使い象徴的に表したように感じられます。
色鉛筆の描き込みと水彩のぼかしの対比が魅力的です。色鉛筆での羽根の塗り込みや、右側の葉っぱのハイライトは力強く、一方の背景は水彩のグラデーションを使い柔らかで落ち着いた色合いになっています。画材の使い分けを半分から左右で分けているのも面白い構成です。
全国から寄せられた643点もの作品の中から見事入選です。
おめでとうございます!
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