入選おめでとうございます!

Shigeru Johkiさんが第87回東光展 第15回記念全国小品部門コンクールにて入選されました。

「赤い夜の帳が下りる」P10号 水彩画 アルシュ紙

 

Johkiさんより作品の解説文を頂きましたのでご紹介します。

「満開のアカバナマンサクの茂みを通して垣間見た夕刻の光景を元に描きました。」

 

夕日の光を浴びて、さらに赤が映えるマンサク。燃えるような色ですね。寒暖対比で主題の赤が際立つように工夫されています。空や建物、周りの影を寒色、マンサクに暖色の赤を選択することにより、マンサクの花が前面に飛び出してくるように見えます。命が燃えているかのような赤に感じられます。とても抒情的です。

太陽の下側の主役にあたるマンサクの枝花のキリっとした描き込みに対し、周りをにじみを使ってあいまいに見せたりと、演出にも技法にも申し分ないと思います。

4月26日より東京都美術館にて発表される予定でしたが、コロナの影響により展示中止となってしまいました。残念ですが、こちらのHPでじっくり鑑賞しましょう。入選おめでとうございました!