受賞おめでとうございます!

Shigeru Johkiさんが東光展第16回全国小品部門コンクールにてターレンスジャパン賞を獲得されました。 

「遊びたいなぁ」  透明水彩画

 

Johkiさんより作品の解説を頂きましたのでご紹介します。

「あるショッピング施設の子供の遊び場を描いたものです。このぬいぐるみ達は、新型コロナ感染症の拡大のために、子供達に遊んでもらうことができなくなりました。」

 

雑にまとめられながら、夕日を浴びて長い影を落としているぬいぐるみ達からは哀愁を感じざるを得ません。引きの画面で影になっている面積が大きくなっているのも、もの悲しさを助長する一因になっていると思います。一際目を引くのはいくつもの影のラインが交わっている付近にいるプーさんでしょうか。そして、その真上には使用禁止の張り紙。プーさんを筆頭に顔で笑っていながら心で泣いているかのような感情を、画面の明暗差が象徴しているかのようです。

Johkiさんの作品は東京都美術館にて4月26日から5月10日まで展示されます。受賞おめでとうございました!